食器用洗剤は、重曹やハンドソープなど、家にある身近なものを使って「一時的に」食器を洗うことは可能です。
ただし、すべての洗剤が代用できるわけではなく、使い方を間違えると危険なものもあります。
大切なのは「汚れの種類に合った代用品を選ぶこと」と「しっかりすすぐこと」。
この記事では、食器用洗剤がないときに使える代用品5選と、絶対に避けたいNG例、さらに汚れを落としやすくするコツまで、わかりやすく解説します。
まず知っておきたい「汚れの種類」|代用品を使う前の基本ルール
代用品を使う前に、まず意識してほしいのが「汚れの種類」です。
油でギトギトなのか、コップの水汚れ程度なのかで、選ぶものは変わってきます。
基本は「拭き取る → お湯で流す → 洗う」
洗剤がないときほど、いきなり洗おうとしないことが大切です。
油汚れは、洗う前にキッチンペーパーや新聞紙で拭き取るだけで、汚れ落ちが大きく変わります。
そのあと40〜50℃くらいのお湯で流してから代用品を使うと、驚くほどラクになります。
代用品はこれ!安全に使えるおすすめアイテム5選
① 重曹・セスキ炭酸ソーダ|油汚れに強いアルカリ性
重曹やセスキ炭酸ソーダは、油汚れに強いアルカリ性の性質を持っています。
フライパンや油のついたお皿などに向いています。
使い方は簡単で、スポンジに少量ふりかけてこするだけ。
ただし、アルミ製の鍋や食器には使わないようにしましょう。変色の原因になります。
② パスタのゆで汁|デンプンの力で油を包み込む
パスタをゆでたあとの白く濁ったお湯は、実は優秀な代用品です。
デンプンが油を包み込んでくれるので、軽い油汚れなら十分落とせます。
環境にもやさしく、すぐ捨ててしまうのはもったいないですね。
③ ハンドソープ|軽い汚れなら問題なし
手洗い用のハンドソープは、皮膚に使えるほど刺激が少ないため、軽い汚れの食器なら代用できます。
コップやお皿、カトラリー向きです。
香りが強いものは避け、しっかりすすぐのがポイントです。
④ 固形石けん|昔ながらの中性タイプがおすすめ
無添加・中性の固形石けんも、意外と使えます。
スポンジに少しこすりつけて使いましょう。
こちらも香料が残りやすいので、すすぎは念入りに行ってください。
⑤ ボディソープ|最終手段として使う
ボディソープはどうしても他に何もない場合の最終手段です。
無香料・無着色タイプを選び、軽い汚れのみに使いましょう。
【比較表】代用品ごとの向き・不向きをチェック
| 代用品 | 向いている汚れ | 注意点 |
|---|---|---|
| 重曹・セスキ | 油汚れ | アルミ製品はNG |
| パスタのゆで汁 | 軽い油汚れ | 放置せず早めに使う |
| ハンドソープ | コップ・軽食後 | 香り残りに注意 |
| 固形石けん | 軽い汚れ | すすぎを徹底 |
| ボディソープ | 最小限の汚れ | 常用しない |
洗剤を使わずに汚れを落とす「プレ洗浄」のコツ
油汚れは「拭き取る」が最優先
洗剤がないときほど、油を拭き取る作業が重要です。
これだけで、代用品の効果が何倍にもなります。
40〜50℃のお湯で油を溶かす
冷水では油は固まったままです。
少し熱めのお湯を使うことで、汚れがスルッと落ちやすくなります。
ひどい汚れは「つけ置き」
お湯につけておくだけでも、かなり汚れは浮いてきます。
時間があるときはぜひ試してみてください。
【注意】これは絶対NG!代用してはいけないもの
洗濯用洗剤
洗浄力が強すぎて、口に入る食器には向いていません。
衣類用ウタマロ石けん
名前が似ていますが、食器用ではありません。代用は避けましょう。
塩素系漂白剤
除菌目的には使えても、洗浄力は弱く危険性も高いためNGです。
【Q&A】よくある疑問
Q. 赤ちゃん用の食器にも代用品は使える?
基本的にはおすすめできません。可能であれば洗剤を使うか、熱湯消毒を行いましょう。
Q. 代用品を毎日使ってもいい?
あくまで「一時的な対応」と考えてください。常用は避けましょう。
まとめ|正しい知識があれば、洗剤がなくても慌てなくて大丈夫
- 食器用洗剤がなくても、家にあるもので代用は可能
- 汚れの種類に合った代用品を選ぶことが大切
- すすぎはいつも以上に丁寧に行う
- NGな洗剤だけは絶対に使わない
代用品はあくまで「応急処置」として活用してみてくださいね。

