日常会話では「再々来週(さらいらいしゅう)」という言い方を耳にすることがあります。一方で、文章やビジネスシーンでは「翌々週(よくよくしゅう)」という言葉を見かけることもあります。
ただし、この2つは似ているようで、まったく同じ意味とは限りません。使い方を間違えると、相手と予定の認識がずれてしまうこともあります。
この記事では、「再来週の次」の正しい言い方や、「再々来週」と「翌々週」の違い、ビジネスで誤解されにくい表現まで、わかりやすく解説します。
「再来週の次」は何と言う?結論から解説
結論から言うと、「再来週の次」を日常会話で表すなら、「再々来週」という言い方が使われることがあります。
たとえば、今週の次が「来週」、来週の次が「再来週」、そのさらに次が「再々来週」という考え方です。
ただし、誰にでも必ず伝わる表現とは言い切れません。地域や世代によってはあまり聞き慣れない人もいます。そのため、ビジネスや大切な予定では「再々来週」だけで伝えるよりも、「3週間後」や「〇月〇日の週」のように言い換えるほうが安心です。
日常会話では「再々来週」と言うことが多い
友人や家族との会話では、「再々来週あたりに行こう」「再々来週なら空いているよ」のように、「再々来週」を使うことがあります。
この場合の「再々来週」は、「再来週のさらに次の週」という意味で使われています。感覚的に伝わりやすく、会話では便利な表現です。
ただし、少しくだけた印象もあるため、正式な文書や社外メールでは避けたほうが無難な場合もあります。
ビジネスでは「3週間後」や「〇月〇日の週」がわかりやすい
ビジネスでは、相手に誤解なく伝えることが大切です。
そのため、「再々来週にお願いします」とだけ書くよりも、「3週間後の〇月〇日頃」「〇月〇日の週で調整できればと思います」のように、具体的な表現を使うほうが親切です。
特に、打ち合わせ・納期・面談・提出期限など、日付の認識違いがトラブルにつながりやすい場面では、必ず日付や曜日を添えるようにしましょう。
「翌々週」は「再来週の次」とは限らないので注意
「翌々週」は、「ある週の次の次の週」という意味で使われる言葉です。
たとえば、「今週」を基準にすると、翌々週は「再来週」を指すことが多くなります。つまり、翌々週=再来週と考えられる場合があるのです。
そのため、「再来週の次」を言いたいときに「翌々週」と言ってしまうと、相手によっては「再来週のことかな?」と受け取る可能性があります。
「再々来週」とは?意味と使い方をわかりやすく解説
「再々来週」は、「再来週」のさらに次の週を表す言葉として使われます。
漢字の並びを見ると少し難しく感じるかもしれませんが、順番で考えるとわかりやすくなります。
- 今週:現在の週
- 来週:今週の次の週
- 再来週:来週の次の週
- 再々来週:再来週の次の週
このように、「再」が重なるほど、今より先の週を表すイメージです。
「再々来週」は再来週のさらに次の週を指す表現
「再々来週」は、日常的には「3つ先の週」という意味で使われることが多い言葉です。
たとえば、今週を基準にすると、来週が1つ先、再来週が2つ先、再々来週が3つ先の週になります。
会話では便利ですが、少し聞き慣れないと感じる人もいるため、相手によっては「それっていつのこと?」と確認されることもあります。
「再々来週」を使った例文
「再々来週」は、次のような形で使えます。
- 再々来週の月曜日なら予定が空いています。
- その件は再々来週に改めて相談しましょう。
- 再々来週あたりに、一度お会いできればと思います。
- 再々来週までには準備を進めておきます。
ただし、ビジネスメールで使う場合は、このあとに「〇月〇日(月)の週」のような具体的な日付を添えると、より丁寧でわかりやすくなります。
「翌々週」とは?意味と「再々来週」との違い
「翌々週」は、「ある週の次の次の週」を表す言葉です。
ここで大切なのは、どの週を基準にするかです。基準が変わると、「翌々週」が指す時期も変わります。
「翌々週」は「ある週の次の次の週」という意味
たとえば、「今週」を基準にすると、今週の翌週は「来週」、そのさらに翌週は「再来週」です。
この場合、「翌々週」は「再来週」とほぼ同じ意味で使われます。
一方で、「再来週」を基準にして「その翌々週」と言えば、再来週から見てさらに2週間後を指します。このように、「翌々週」は基準が何かによって意味が変わるため、少し注意が必要です。
「再来週の次」と「翌々週」は同じ意味ではない
「再来週の次」は、今週を基準にすると3つ先の週です。
一方、「翌々週」は、今週を基準にすると2つ先の週、つまり再来週を指すことがあります。
そのため、「再来週の次」を伝えたい場合に「翌々週」とだけ言うと、意図より1週間早く伝わってしまう可能性があります。
迷ったときは、「翌々週」という表現に頼りすぎず、具体的な日付を添えるのがおすすめです。
「再来週の次」を正確に伝える言い換え表現
「再来週の次」は、会話では「再々来週」と言えますが、相手に確実に伝えるなら言い換え表現を使うと安心です。
一番わかりやすいのは「3週間後」
もっともシンプルで伝わりやすい表現は「3週間後」です。
「再々来週」という言葉に慣れていない人でも、「3週間後」であれば意味を理解しやすいでしょう。
ただし、「3週間後」は今日から数えて21日後を指す場合もあれば、おおまかに3つ先の週を指す場合もあります。正確な予定調整では、日付も一緒に書くのがおすすめです。
予定調整では「〇月〇日の週」が便利
日程調整では、「〇月〇日の週」という表現もよく使われます。
たとえば、「9月21日の週でご都合はいかがでしょうか」のように書くと、相手もカレンダーを見ながら確認しやすくなります。
ただし、週の始まりを月曜日と考える人もいれば、日曜日と考える人もいます。そのため、より丁寧に伝えるなら「9月21日(月)からの週」のように書くと安心です。
重要な予定は「〇月〇日(〇曜日)」まで書くと安心
大切な予定では、最終的に日付と曜日まで入れるのが一番確実です。
たとえば、「再々来週の火曜日」だけでは、相手が別の週を思い浮かべる可能性があります。
「9月22日(火)14時」のように具体的に書けば、認識のずれをかなり防げます。
【比較表】来週・再来週・再々来週・翌々週・3週間後の違い
| 表現 | 意味の目安 | 注意点 | おすすめの場面 |
|---|---|---|---|
| 来週 | 今週の次の週 | 週の始まりの認識に注意 | 日常会話・簡単な予定確認 |
| 再来週 | 来週の次の週 | 月またぎでは勘違いが起きやすい | 日常会話・予定調整 |
| 再々来週 | 再来週のさらに次の週 | 聞き慣れない人もいる | 家族・友人・社内の会話 |
| 翌々週 | ある週の次の次の週 | 基準の週によって意味が変わる | 文章表現・説明文 |
| 3週間後 | 現在から約3週間後 | 日付を添えるとさらに確実 | ビジネス・予定調整 |
| 〇月〇日の週 | 具体的な週を示す | 週の始まりを明確にすると安心 | メール・会議調整・納期確認 |
ビジネスで「再来週の次」を使うときの注意点
ビジネスでは、言葉の正しさだけでなく、相手に誤解なく伝わるかどうかが大切です。
「再々来週」という表現自体が間違いとは言い切れませんが、社外メールや納期の連絡では、少し曖昧に感じられることがあります。
社外メールでは「再々来週」だけで伝えない
取引先やお客様に予定を伝える場合は、「再々来週にお願いします」だけではなく、「再々来週、〇月〇日(月)の週にお願いします」のように補足しましょう。
相手に確認の手間をかけない表現を選ぶことで、丁寧な印象にもつながります。
締切・納期・面談日は具体的な日付を添える
締切や納期のように、日付のズレが問題になりやすい場面では、曖昧な言葉を避けるのが基本です。
「再来週の次までに」ではなく、「〇月〇日(金)までに」と書いたほうが、相手にもはっきり伝わります。
月をまたぐ予定は勘違いが起きやすい
月末や月初に予定を決める場合は、特に注意が必要です。
たとえば、8月末に「再々来週」と言うと、9月のどの週なのかを一瞬考える必要があります。カレンダーを見ればわかることでも、会話だけでは認識がずれやすいのです。
月をまたぐときは、「9月第3週」よりも「9月14日(月)からの週」のように具体的に伝えると安心です。
【場面別】「再来週の次」を伝えるビジネスメール例文
ここでは、「再来週の次」をビジネスで伝えるときの例文を紹介します。
取引先へ打ち合わせ日程を提案する場合
以下のように、週の表現だけでなく日付を入れると丁寧です。
「打ち合わせにつきまして、再々来週にあたる〇月〇日(月)からの週でご都合のよい日時はございますでしょうか。」
社内メンバーへ期限を共有する場合
社内でも、認識のずれを防ぐためには日付を入れるのがおすすめです。
「本件の資料提出期限は、3週間後の〇月〇日(金)までとします。各自、期日までにご対応をお願いいたします。」
納期の延期を相談する場合
納期に関する連絡では、特に具体性が大切です。
「恐れ入りますが、納期を再々来週の〇月〇日(水)まで延長いただくことは可能でしょうか。」
予定変更をお願いする場合
予定変更をお願いするときも、相手がすぐ確認できる表現にしましょう。
「大変恐縮ですが、予定を3週間後の〇月〇日(火)以降に変更させていただけますでしょうか。」
「再来週の次」と似ていて間違いやすい表現
週や日にちを表す言葉には、似た表現がたくさんあります。ここでは、混同しやすい言葉を整理しておきましょう。
「翌週」「次週」「来週」の違い
「来週」は、今週の次の週を表す日常的な言葉です。
「翌週」は、ある出来事や基準となる週の次の週を表します。たとえば、「イベントの翌週」と言えば、イベントがあった週の次の週という意味です。
「次週」は、文章や案内文などで使われることが多く、「次の週」という意味があります。
「しあさって」と「やのあさって」の地域差
日にちを表す言葉では、「しあさって」や「やのあさって」も地域差が出やすい表現です。
一般的に「しあさって」は、明日、あさっての次の日を指すことが多いですが、地域によっては使い方が異なる場合があります。
そのため、遠方の人や仕事相手と予定を決めるときは、「〇月〇日」と日付で伝えるのが安心です。
「数日後」「数週間後」はどこまでを指す?
「数日後」や「数週間後」は便利な言葉ですが、とても曖昧です。
「数日後」は2〜3日後と考える人もいれば、5日後くらいまで含める人もいます。「数週間後」も、2週間後なのか3週間後なのか、人によって受け取り方が変わります。
大事な予定では、できるだけ「〇日後」「〇月〇日」と具体的に伝えましょう。
英語で「再来週の次」は何と言う?
英語で「再来週の次」を表すなら、一般的には「in three weeks」がわかりやすい表現です。
日本語の「再々来週」をそのまま英語にしようとすると、少し不自然になることがあります。そのため、「3週間後」と考えて英語にするのがおすすめです。
自然に伝えるなら「in three weeks」
「in three weeks」は、「3週間後に」という意味です。
たとえば、次のように使えます。
- I will contact you again in three weeks.
3週間後に改めてご連絡します。 - Can we schedule the meeting in three weeks?
3週間後に打ち合わせを設定できますか。
「the week after next」は再来週を指すことが多い
英語の「the week after next」は、一般的に「再来週」を指す表現です。
そのため、「再来週の次」を伝えたいときに「the week after next」と言うと、1週間早く伝わってしまう可能性があります。
迷ったときは、「in three weeks」や具体的な日付を使うほうが安全です。
ビジネス英語では日付を添えるのが確実
英語のビジネスメールでも、日本語と同じように日付を添えると誤解を防げます。
たとえば、次のように書くとわかりやすいです。
「Would it be possible to schedule the meeting during the week of September 21?」
意味は、「9月21日の週に打ち合わせを設定することは可能でしょうか」という内容です。
よくある質問|「再来週の次」の言い方Q&A
「再々来週」は正しい日本語ですか?
日常会話では、「再来週の次の週」という意味で使われることがあります。ただし、やや口語的な印象があり、相手によっては聞き慣れない場合もあります。ビジネスでは日付を添えると安心です。
「翌々週」は再来週のことですか?
基準を「今週」とした場合、「翌々週」は再来週を指すことがあります。ただし、「翌々週」は基準になる週によって意味が変わるため、使う場面には注意が必要です。
「再来週の次」はビジネスで使っても大丈夫ですか?
会話の中で使う分には問題ありませんが、メールや正式な連絡では「3週間後」「〇月〇日の週」「〇月〇日(〇)」のように具体的に書くほうが丁寧です。
「3週間後」と「再々来週」は同じ意味ですか?
近い意味で使われることはありますが、完全に同じとは限りません。「3週間後」は今日から数えて約21日後を指すことがあり、「再々来週」は週単位で見た3つ先の週を指すことが多いです。
予定調整ではどの言い方が一番安全ですか?
一番安全なのは、具体的な日付と曜日を伝えることです。「再々来週の火曜日」よりも、「〇月〇日(火)」と書くほうが、相手に正確に伝わります。
まとめ:「再来週の次」は相手に伝わりやすい言い方を選ぼう
「再来週の次」は、日常会話では「再々来週」と表現されることがあります。
ただし、「再々来週」は人によって聞き慣れない場合があり、「翌々週」と混同されることもあります。特に「翌々週」は、基準になる週によって意味が変わるため、「再来週の次」と同じ意味とは限りません。
友人や家族との会話であれば「再々来週」でも伝わることが多いですが、ビジネスや大切な予定では、「3週間後」「〇月〇日の週」「〇月〇日(〇曜日)」のように具体的に伝えるのがおすすめです。
言葉の正しさだけでなく、相手が迷わず理解できる表現を選ぶことが、スムーズな日程調整につながります。
「再来週の次」を使うときは、相手ファーストの言葉選びを意識して、誤解のない伝え方を心がけましょう。

