PlayStation 5(PS5)を使っていると、レストモード(スタンバイ)と電源オフ、どちらを選べばよいか悩む場面も多いはず。特に「PS5は電源を切った方がいいのか?」という疑問を持つユーザーも少なくありません。
本記事では、PS5の電源管理に関する基本知識から、レストモードの注意点、電源オフの方法、安全な使い方までを詳しく解説します。
PS5は電源オフが望ましい理由
電源を切ることのメリット
PS5を完全にシャットダウンすることで、以下のようなメリットがあります。
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本体の冷却が完全に止まり、発熱リスクが低下
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システムエラーや強制終了のリスクが軽減
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ファームウェアが安定し、動作が快適に
レストモードのデメリット
レストモード中は電源が完全には切れず、次のようなリスクがあります。
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電力を少量ながら消費し続ける
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突然の停電やシステム障害でデータが破損する恐れ
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外付けHDDが自動的に切断される不具合報告もあり
電気代の節約方法
電源オフを習慣にするだけで、年間数百円〜数千円の節電につながることも。電力を無駄にしないことで、環境にも優しい選択になります。
放置時の影響について
長期間レストモードのままにすると、ファンや内部パーツの劣化が進行する可能性があります。特に数日以上使わないときは、完全に電源を切るのが理想です。
レストモードの基本
レストモードとは?
レストモードは、ゲームを中断しながらシステムを省電力状態に保つ機能です。USB経由での充電や、バックグラウンドでのアップデートも可能です。
PS5のスタンバイ機能
レストモードでは下記が利用できます。
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ゲームの状態を一時保存
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ソフトウェアの自動更新
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コントローラーの充電
ただし、これらは常時インターネット接続と電力供給が前提であり、トラブルの原因にもなり得ます。
レストモードから電源オフへの方法
設定メニューから「省電力」→「レストモードの動作」を変更し、「電源を切る」を優先するようにしておくと安心です。
PS5の電源切り方
コントローラーを使った操作方法
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DualSenseのPSボタンを長押し
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「電源」メニューを開く
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「PS5の電源を切る」を選択
本体のボタンでの切り方
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PS5本体の電源ボタンを2秒以上長押し
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ピピッと2回鳴ったら電源オフ処理が開始
DualSenseコントローラーとの接続
電源を切る前に必ずゲームを終了し、コントローラーをUSBケーブル経由で接続することで、次回使用時の同期トラブルを防げます。
レストモードを使用する際の注意点
アップデート中の電源管理
システム更新やゲームアップデート中にレストモードや電源オフにしないよう注意しましょう。予期せぬデータ破損につながる恐れがあります。
ゲームの保存状態について
オートセーブ対応のタイトルであっても、レストモード後の誤作動でセーブデータが壊れる可能性があります。手動でのセーブを習慣づけましょう。
接続時の問題と対策
外付けSSDやLANケーブルなどが接続されたままレストモードに入ると、次回起動時に認識不良が起こることがあります。これを防ぐためには、安全な取り外しや電源オフを推奨します。
電源を切ることの実際の影響
ゲームのプレイに与える影響
電源オフは次回起動時に少し時間がかかるだけで、プレイそのものに悪影響はありません。むしろシステム安定性が高まり、ロード時間が短くなるケースも。
長時間使用のリスク
連続使用による本体の過熱や、電源ユニットへの負荷を軽減するには、定期的なシャットダウンが必要です。
必要なメンテナンス情報
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定期的にPS5を完全シャットダウン
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ホコリの除去や通気口の清掃を月1回程度実施
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システムソフトの更新確認も忘れずに
最適な使用方法まとめ
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使用頻度が高いときはレストモードも有効
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数日以上使わない場合は電源オフがベスト
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アップデートやセーブ確認後に電源操作を行うのが安全
まとめ PS5は電源オフで安全・安心!
レストモードは便利な機能ですが、常に安全とは限りません。特に長期放置や停電リスク、節電を考えると、PS5は電源を切る方が安心・安全です。大切なゲームデータや本体を守るためにも、使用後は電源をしっかりオフにする習慣をつけましょう。