「はがきって、重さで料金が変わるの?」「6kgまでなら大丈夫って聞いたけど、本当?」
郵便物の中でも、特に気軽に送れるはがきは多くの方が利用していますが、実は重さ・厚さ・サイズのルールが意外と細かいことをご存知ですか?
重さが規定を超えると、郵便料金の不足や返送トラブルの原因になることも。特に「私製はがき」や「厚紙のポストカード」「圧着DM」などは要注意!
この記事では、はがきの重量制限・郵便料金の基本ルール・重さオーバー時の対処法まで、やさしく・正確に解説します。
はがきの重さオーバー!郵便料金の基礎知識
郵便物の重さとサイズの基本ルール
郵便局では、郵便物を種類ごとに「重さ」と「サイズ」で区分しています。
「はがき」は長辺14~15.4cm/短辺9~10.7cm以内、重さは2g以上~6g以下が基本です。
これを超えると、「定形郵便」または「定形外郵便」として扱われ、料金が変更される可能性があります。
はがきサイズと必要な用紙寸法
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通常はがきサイズ:100×148mm(日本の規格)
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海外宛てには「ポストカード」扱いとなり、サイズ規定も異なります。
重さの単位と郵便局の規定
郵便局では重さの単位をグラム(g)で管理しています。重さの境目である「6g」は意外とシビアで、6.1gでもアウトです。
はがきの重さについて詳しく知ろう
はがきの重さ7gの意味と基準
7gを超えた時点で、はがきではなく「定形郵便物」となり、84円(2024年時点)→94円以上の料金になります。
私製はがきのルールと重さの取り扱い
自作の「私製はがき」は、サイズ・厚み・重量が規定内であれば63円で送付可能ですが、厚紙や写真用紙などを使うとすぐに重さオーバーするので注意が必要です。
年賀はがきの厚さと重さの関係
年賀はがきは官製はがきとほぼ同じ規格(約4g~5g)で作られています。
印刷業者を使った場合、インクや加工で7gを超えることもあるため要チェックです。
郵便料金の計算方法
はがき料金と切手代の基本
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通常はがき:63円
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往復はがき:126円
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海外はがき:70円(国際郵便)
重量超過時の追加料金と対策
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6gを超えたら定形郵便扱い
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~25g:84円
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~50g:94円
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対策:
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封筒に入れて84円切手で出す
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軽い紙質に変更する
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定形外郵便物とその料金体系
はがきではない厚紙・変形サイズなどは「定形外」となり、料金は120円~340円以上になることも。
郵便はがきに関する注意点
郵便物の発送時の注意事項
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家庭用のスケールで誤差が出ることも
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郵便局での量り直しが確実です
料金不足やオーバーのリスク
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料金不足は「差出人へ返送」または「受取人に料金請求」されるケースがあります。
封筒と圧着はがきの取り扱いの違い
圧着はがき(DMなど)は、実質的に封書扱いになるため、事前に郵便局で確認するのがベストです。
はがきのデザインと印刷可能性
DMやポストカードのサイズと重さ
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デザインによって重量が簡単にオーバーするため、事前に試し印刷して確認を!
印刷における用紙の選び方
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おすすめはアートポスト180kg以下
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マット紙や写真光沢紙は要注意(重くなりがち)
具体的な印刷方法と注意点
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業者に「郵便対応はがき」「63円規格内」と伝えるのが安心です。
上手に活用するためのストラテジー
郵送物のコストを抑える方法
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はがきに収める工夫で84円→63円へ節約
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年賀状・暑中見舞いなど大量時こそ重要
大量発送時の効率的な対応策
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一括郵送・料金別納・バーコード印刷など、法人向けサービスも活用可
年賀状や喪中はがきの作成方法
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印刷業者では「63円はがき込み」「重量調整済み」サービスが便利
まとめと最後のポイント
はがきの重さの目安まとめ
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官製はがき:約4g〜5g
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私製はがき:6g以内に収めるのが安全
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6g超過で定形扱い・料金アップに注意
適正料金に関する確認事項
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投函前に重さ確認は必須
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特に写真や特殊加工を施す場合は注意!
郵便局での相談窓口の紹介
「これって63円で出せる?」と迷ったら、最寄りの郵便局窓口で確認するのが最も確実で安心です。