英語学習の中でよくあるミスのひとつが、「1th」や「2th」といった序数の誤用です。一見正しそうに見えるこの表記ですが、実際にはネイティブスピーカーには通じません。
この記事では、なぜ「1th」や「2th」が間違いなのか、正しい表記や使い方、そして間違えやすいポイントについて詳しく解説します。
1thと2thの意味と使い方
1thと2thの基本的な意味
英語で順位を表すときに使う序数には特有の表記ルールがあります。たとえば「1番目」は”1st”、「2番目」は”2nd”と書きます。しかし、誤って”1th”や”2th”と書いてしまうことがあります。
1thと2thの正しい読み方
“1th”や”2th”は実際には存在しない表記です。”1st”は「ファースト」、”2nd”は「セカンド」と読みます。”1th”や”2th”と書いてしまうと、読み方も曖昧になり、ネイティブには意味が通じません。
1thと2thの使用例
誤用例:
- “This is the 1th time I’ve been here.”(誤)
- “Today is my 2th birthday.”(誤)
正しい例:
- “This is the 1st time I’ve been here.”(正)
- “Today is my 2nd birthday.”(正)
1thと2thの間違いやすい点
日本語と英語の違い
日本語では「1番目」「2番目」と規則的に言えるため、英語でも数字に”th”をつければよいと思いがちです。しかし英語では1~3番目は不規則な表記となるため、特に注意が必要です。
序数に関する一般的な誤解
“th”をつけるのは通常、4以降の数字(4th, 5thなど)です。1〜3にはそれぞれ特別な表記(1st, 2nd, 3rd)があるため、単純なルール適用が誤用の原因になります。
文脈による使い方の違い
カジュアルな会話やチャットでは間違った表記が流通することもありますが、ビジネスや学術の場では正しい表記が求められます。相手に誤解を与えないためにも、正確な序数を使うことが大切です。
1thと2thの正しい表記方法
1stや2ndとの比較
数字 | 正しい表記 | 誤った表記 |
---|---|---|
1 | 1st | 1th |
2 | 2nd | 2th |
3 | 3rd | 3th |
4 | 4th | – |
thの使い方のルール
基本的に、4以上の数字には”th”をつけます。
- 4th(fourth)
- 5th(fifth)
- 6th(sixth)
ただし、例外として11th、12th、13thなども存在しますが、これらも特殊な読み方ではありません。
日常会話での例文
- “She finished 1st in the race.”
- “He came in 2nd place.”
- “This is my 3rd visit to Tokyo.”
間違った表記を避けることで、より自然で正確な英語を使えるようになります。
1thや2thを使った実際の文例
行事に関する文例
- 誤: “We are celebrating our 1th anniversary.”
- 正: “We are celebrating our 1st anniversary.”
- 誤: “This is our 2th company picnic.”
- 正: “This is our 2nd company picnic.”
年齢を表す際の使い方
- 誤: “My daughter is 2th years old.”
- 正: “My daughter is 2 years old.”
※年齢には通常、序数(1stなど)ではなく基数(1, 2など)を使います。
序数を含むリストの作成例
- 正しい表記: 1st place: Alice 2nd place: Bob 3rd place: Carol 4th place: Dave
- 間違いやすい表記例: 1th place: Alice 2th place: Bob
間違いやすい1歳と2歳の表現
年齢を示す表現の注意点
英語で年齢を表すとき、「○歳です」は”○ years old”と表現しますが、「1歳」の場合は単数扱いで”1 year old”になります。
1歳・2歳の英語表記
- “My son is 1 year old.”
- “My daughter is 2 years old.”
誤用を避けるためのポイント
“1th year”や”2th years”のような表現は誤りです。年齢を表す場合は序数ではなく基数(1, 2, 3など)を使いましょう。
thをつける数字のルール
1st, 2nd, 3rdの扱い
- 1 → 1st(first)
- 2 → 2nd(second)
- 3 → 3rd(third)
これらは不規則な形であり、特に注意が必要です。
4th以降の表記方法
- 4 → 4th(fourth)
- 5 → 5th(fifth)
- 6 → 6th(sixth) など
基本的には数字 + th で表します。
違いを知った上での使い方
文脈や表現方法に応じて序数と基数を正しく使い分けることで、自然で伝わりやすい英語を話すことができます。
特許庁での表記の重要性
ordinalsの文書での使われ方
特許文書や出願関連の書類では、日付や手続きの順序を明確にするために序数(ordinals)が使われることがあります。たとえば、「第1出願日」や「第2段階の審査」といった表現に対応する際には”1st filing date”や”2nd stage examination”といった正確な表記が求められます。
公式文書での注意点
公式文書では一つの誤字や形式ミスが重大な混乱を引き起こす可能性があります。”1th”や”2th”といった表記は信頼性に欠けると判断されるだけでなく、文書の正当性が疑われる原因になることもあります。正しい序数表記の使用は、文書の正確性と信頼性を保証するために不可欠です。
書き間違いを減らすために
序数の正しい使い方を習慣づけることで、公式な場面でのミスを未然に防ぐことができます。特に英語でのビジネスや法的文書に関わる職種では、日常的に確認を行い、チーム内でのチェック体制を整えることが重要です。
Weblioや辞書での確認の仕方
頼りにする辞書の特徴
信頼できる英和辞典やオンライン辞書を活用することは、英語学習者にとって非常に有効です。
たとえば、WeblioやOxford English Dictionaryでは、正確な語義だけでなく用法や例文も確認することができます。
辞書を使った正確な情報収集
間違った表記をそのまま覚えないためにも、辞書での確認は習慣化したいポイントです。
“1th”や”2th”のような表記を見かけた際は、その語が正しく存在するか、用例はどのように示されているかを辞書で確認しましょう。
例文を通じて学ぶ方法
辞書に掲載されている例文を読むことで、実際にその語がどう使われているのかがわかります。”1st attempt”や”2nd edition”など、実用的な用法を学び、文脈に応じた自然な英語表現を身につけることができます。
1thと2thが使われる場面
生活シーンでの使用例
家庭や学校など日常生活の中でも序数は頻繁に登場します。
- “I won 1st place in the art contest.”
- “This is the 2nd time I’ve made this recipe.”
これらの場面で”1th”や”2th”を使ってしまうと、不自然で誤解を招く表現になります。
ビジネスでの序数の重要性
会議の議事録、プレゼン資料、契約書など、ビジネスのあらゆる場面で序数が使われます。
“1st quarter report”や”2nd phase of development”といった表記は非常に一般的であり、正確な記述が求められます。
学ぶべき具体的なケーススタディ
実際の企業資料や行政文書を参考に、どのように序数が用いられているかを分析すると効果的です。ミスのある文書と正しい文書を比較することで、自分の中での基準を明確にし、正しい表記が自然に身につくようになります。
まとめ
“1th”や”2th”は見た目には正しそうでも、英語としては誤りであり、文脈によっては重大な誤解や信頼性の低下を招く表現です。特にビジネスや公式文書、特許関連の書類では、こうした小さなミスが大きな問題となる可能性があります。
正しい序数(1st, 2nd, 3rdなど)を使い分けるためには、信頼できる辞書の活用や日常的な確認が重要です。また、生活や仕事の中での使用例を積極的に取り入れ、自然な形で表記ルールを習得していきましょう。
正確な英語表現を心がけることで、伝わる力も信頼性も格段にアップします。