夏の暑さが厳しくなると、気になるのが服にできる汗ジミです。特に脇や背中は汗が集中しやすい場所で、汗染みが服の色によって目立ってしまうことがあります。
大切な商談やデートなどで、汗ジミが目立つのは避けたいものです。
汗を完全に防ぐことは難しいですが、汗染みが目立ちにくい服の選び方はあります。そこで今回は、特に夏におすすめの服の色や素材について解説します。
夏場に汗ジミを気にされる方はぜひ参考にしてみてください。
【汗ジミ対策】夏場の服選びのポイント
汗が目立ちにくい衣服の選び方には主に2つのポイントがあります。
・色の選択
・素材の選択
汗が目立ちにくい色や、特定の素材が汗によって色が変わりにくいことはお気づきのことでしょう。
適切な色と素材を選ぶことで、汗をかいてもその跡が目立たなくなります。それでは、どのような色がおすすめなのか、見ていきましょう。
汗ジミに強い色
汗ジミが目立ちにくい色を選ぶ際は、以下の色が効果的です。
・黒:一見夏には暑そうですが、汗ジミが目立ちにくいです。
・紺:黒ほど暑くなく、汗ジミが目立ちにくいため、夏にも適しています。
・白:意外と汗ジミが目立たない色です。
・柄物:小さな柄が入っていると汗ジミをカモフラージュできます。特にボーダー、チェック柄、花柄、ドット柄などがおすすめです。
柄物は、特に目立たない小さなデザインが理想的で、色の変化を上手く隠してくれます。
汗ジミに注意が必要な色
一方で、グレーやカーキの色は汗ジミが目立ちやすいため注意が必要です。
グレーやカーキは特に男性に人気がありますが、汗ジミが目立ちやすいので、夏やスポーツをするときなどは、避けたほうが無難です。
汗ジミが目立ちにくい衣服の素材選び
汗ジミを目立たせないためには、素材選びが非常に重要です。
汗をかいても目立たない服とそうでない服があることにお気づきかもしれません。これは、濡れた部分が暗く見えるかどうかによるものです。
汗ジミに強い素材
・レーヨン
・ポリエステル
・その他の化学繊維
汗を吸いやすく、すぐに乾燥する素材は化学繊維です。
レーヨンやポリエステルなどの化学繊維は水分をすばやく外へ発散し、濡れた感じが持続しにくいため、汗ジミが目立ちにくいです。
汗ジミが目立ちやすい素材
一方で、以下の自然素材は汗をしっかり吸収しますが、乾きにくいため汗ジミが目立ちやすいです。
・綿
・麻
・ウール
これらの自然素材は、快適な着心地を提供しますが、一度濡れると色が濃くなり、乾くまで時間がかかるため、汗ジミが顕著になりがちです。
特に夏場のTシャツに多く使われる綿はこの傾向が強いです。
素材を選ぶ際は、これらの特性を考慮して、目的に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。
【汗ジミ対策】その他の対策
色や素材の選択に加え、さらに汗染みを防ぐための効果的な対策がいくつかあります。
脇汗パッドの利用
脇下に直接装着する吸水性のパッドは、多汗を抑えるのに役立ちます。
脇汗パッドは男女兼用で使用でき、特にスーツを来た際などフォーマルな場面で汗ジミを隠したいときに有効です。
速乾性と通気性の高いインナーの着用
速乾性のある通気性の良いインナーを着用することで、汗を素早く吸収し、外側の衣類への影響を最小限に抑えることができます。
もともとアウトドアスポーツ用に開発されたものですが、現在では多くのバリエーションが市場に出ています。
上着の活用
予期せぬ大量の汗に備えて、薄手のカーディガンやシャツを携帯することも一つの方法です。
特に夏場は軽く羽織ることができるアイテムを選ぶことで、汗が目立つのを防ぎながらも、快適に過ごすことができます。
3つの対策を組み合わせることで、汗染みの心配を軽減し、快適に日常生活を送ることができます。
【汗ジミ対策】夏場の服選びのポイント!汗が目立たない色・素材まとめ
夏に多くの汗をかく際に、脇や背中の汗ジミを目立たなくするための衣服の選び方を紹介しました。
まとめると
色の選択:白、黒、紺色が効果的です。
素材の選択:レーヨンやポリエステルなどの化学繊維がお勧めです。
その他の追加対策:脇汗パッドの使用、速乾性インナーの着用、外着を活用するなど。
以上の対策は汗染みを防ぐために効果的な方法です。
ただし、常に同じ色の服ばかりを選ぶわけにはいかないため、素材を上手に選んで汗ジミを目立たせない工夫も大切です。
さらに、服の色や素材だけでなく、上記の追加対策も取り入れることで、より効果的に汗ジミを防ぐことができます。
これらのポイントは、男性のTシャツ、ワイシャツ、ポロシャツ、女性のカットソーやブラウスにも適用できます。ぜひ試してみてくださいね。