お子さまのためにベビーサークルを使用しているご家庭も多いでしょう。しかし、「サークルが揺れて動いてしまう」という悩みもよく聞かれます。
ここでは、そんなお悩みへの対処方法をいくつかご紹介します。同じ結果が得られるとは限りませんが、同様の問題を抱える方々の参考になれば幸いです。
また、最近ではベビーサークルを使用しないご家庭も増えていますので、そういったご家庭の意見や工夫についてもまとめてみました。
ベビーサークルが揺れて動く原因とは
ベビーサークルが動いてしまう理由について見ていきましょう。
赤ちゃんの動きによる影響
好奇心旺盛な赤ちゃんはサークルを押したり揺らしたりすることがよくあります。特にサークルの端を掴んで揺らす行動は多く見られます。
ベビーサークルの構造的要因
滑り止めの位置
サークルの足にのみ付いている滑り止めは、効果が限られることが多く、床の材質によっても効き目が変わります。
構造の弱点
軽量なベビーサークルは持ち運びやすい反面、動きやすい点もあります。重たいサークルの方が安定しやすく、また、大きなサークルでは接続部が多いため、それが弱点となり、赤ちゃんが押すと少しずつ動いてしまうことがあります。
ベビーサークルを安定させるための実用的な方法
ご家庭でベビーサークルを安定させるための三つの対策をご紹介します。
重りを追加する
2リットルのペットボトルを重りとしてサークルの端に置くと、動きにくくなります。ボトルは横にして設置するとさらに安定しますが、状況によっては本数を増やすと効果的です。
滑り止めシートの利用
厚手の滑り止めシートを使ってサークルの足元に敷く方法もあります。もともとの滑り止めが十分でない場合に追加すると効果的です。また、ペットボトルの重りにも滑り止めシートを敷くと、さらに安定感が増します。
接着剤で固定する
滑り止めシートがずれやすい場合は、シートを接着剤で固定する方法もあります。耐久性のある接着剤を使うことで、シートが剥がれるのを防ぎやすくなります。
ベビーサークルが不要と考える家庭の意見と代替策
ベビーサークルはお子様の行動範囲を制限し、安全を確保する便利なアイテムですが、すべての家庭が必要と感じているわけではありません。
ここでは、ベビーサークルを使わない選択をした家庭の意見とその対策を見ていきましょう。
ベビーサークルを使わない家庭の声
子どもが触れてはいけない物への対策
こうした理由からベビーサークルを使用しない家庭では、以下のような工夫をしている場合が多いようです。
コンセント・コードの対策
電源コンセントや電気コード、小さな物など、子どもが触れないように高い位置に置いたり、使わないコンセントには100均で手に入るコンセントキャップをつけて対策します。
家具の安全対策
家具の角にはクッション材を取り付け、その他の鋭利な角にも安全対策を施します。
扉の安全対策
子どもが扉を勝手に開けないように、ロックを取り付け、特に洗剤や薬品を保管する場所には注意を払います。
部屋の定期チェック
部屋全体を定期的に見回り、危険な物が置かれていないか確認します。
ベビーサークルがずれてしまうときの対処法まとめ
この記事では、ベビーサークルが動く場合の対処方法と、使用しない選択肢についても提案しました。
重りを使い、重り自体に滑り止めを設置する方法も効果的です。
それでも動くのが気になる場合は、ベビーサークルを使わない選択もあります。その際は、コンセントやコード、家具の角などを定期的にチェックし、安全対策を行うことで、ベビーサークルなしの生活も安全に楽しめます。